001 山賊退治は自己流ですよ
「乱太郎ーちょっと休憩しようぜ」
「もーきりちゃんったらー。忍術学園まで後ちょっとで着くんだから頑張ろうよー」
学園長の命で町まで行って買い物を済ませてきた私達は学園まであと一山下るだけというところで止まっていた。
「あとちょっとって言っても、けっこー歩いたぜー。しかもタダ働き・・・・はぁーやってらんねーよなー・・・」
これで何度目のタダ働き発言だろう。まぁ、きり丸にとっては大変な問題なのだろうが、いかんせんここでいつまでも足止めを食らうよりは早く忍術学園に戻ってゆっくりと休みたいというのが僕の気持ちである。
「きりちゃん、ほら、学園に戻ったらもしかしたらすっごいお駄賃もらえるかもよ?それにしんべヱも待ってるし早く帰ろう」
しんべヱは今朝から調子があまり優れないらしく部屋で寝ている。
そんな中同室の私達にお使いを頼む学園長少し呆れを覚えた。
「・・・・そーだなぁ。早く帰るか!しんべヱもきっと寝飽きておとなしく寝てないだろーしな!」
「うん!!」
私達はまた、山を下り始めた。
あたりは昨日方雨が降ったせいか少しばかりぬかるんでいる。これがなかったらもうちょっと早く進めたんだろうけど・・・。
「・・・!!乱太郎、危ない!!!」
きり丸がそー叫びながら私を倒した。いったい何があったんだときり丸のほうを見てみると、きり丸の腕から痛ましい傷が出来ていた。
「きり丸!!!!」
「っ・・・・大丈夫だ。くそ、そこにいるやつら誰だ!!!」
きり丸がきっと木に向かって叫んだ。そこから2人の男達が嫌な笑みを浮かべて出てきた。おそらく山賊の類だろう。
「テメーら何すんだ!!!薬代だって馬鹿になんないだぞ!!!」
「・・・・・きりちゃんつこっむとこちがぅ・・・・;」
「へへへ。おぃ、ボーズ共、大人しく金目のものは全部置いていくんだな。そーすりゃ、命だけは助けてやるよ。」
「まぁ、たいしたものは持ってなさそうだけどな」
そーいうと男達はこれ見よがしに武器をひらひらと見せてくる。
私達が戦おうにも、武器なんて持ってないし。何より大の大人の勝てるわけないじゃないか!!
どーしよう・・・・・。
そーやって悩んでいると一人の山賊の一人が倒れていた。いったい何が?
「お、おぃどーしたよ!!」
「はははは、この辺を荒らしまわってるって言う山賊はあんた達かい?・・・・のわりにはずいぶん弱いよーだけど。よく今まで山賊やってこれたな」
どこからともなく声が聞こえてきた。姿は見えないが、どーやら山賊を倒してくれたのはこの声の主のようだ。良かった・・・。
「・・・だっ誰だ!どこにいる!!??」
「ここだよ!」
そーいうと山賊の上から人が振ってきた。いや下りてきたのが正しいだろう。地面に着地する前に空中回し蹴りを残りの山賊にきめてしまった。山賊はそのまま地面に顔面を打ち付けて気絶してしまったようだ。
「・・・・・あ、えとその・・・ありがとうございました。助けていただいて」
「なーに、お礼なんて別にいいさ。こいつら倒してくれってちょっと頼まれてたからな。たまたま、お前らがそこにいただけ、気にすんな」
私がお礼を言うと、優しい笑顔を向けて答えてくれた。いい人だなー。
声だけでは性別を判断できなかったけど、こうやってみると、うん立派な男の人だ。
がっしりとしているわけではないが、しなやかな筋肉が腕を見たらわかる。髪は久々知先輩ぐらい長く、見た目はけっこーな美形。というより美人な人だ。
それに先ほどの蹴り。只者じゃないのだろう。服装から見ると私達と同じ忍者なのだろうか・・・?
「お前達・・・・もしかして忍術学園の生徒か?」
「「え!?」」
きり丸と声をそろえて驚いてしまった。今の格好は私服姿だし。戦ったりもしていないから、まさか自分達の正体がばれるとは思っていなかった。
「あーごめんな。なんか雰囲気が俺の知ってるやつらに似てたもんだから。ってことは一年生か」
「あ、はい。あの・・知ってる人っていったい・・?」
「んー・・・ま。それは学園に行ってからにしようぜ。お前達今帰りの途中だろ?あんまり遅いと先生が心配しちまうぞ」
「貴方も忍術学園に行かれるんですか?」
「あぁ。学園長に呼ばれちまってな。これから行くとこ。そのついでに山賊倒して来いって言われたんだ」
「え、学園長先生に言われたんすか!?」
「あぁ、だから安心していい。さ、行こうぜ」
002 再会しようじゃあーりませんか!(次回予告?みたいな途中放棄!
「留三郎!ってわぁぁぁ!!」
僕はいつものごとく、勢いよくこけてしまった。それと一緒に持っていたトイレットペーパーも見事に散らばってしまった。
相変わらずの不運。うん、伊達に不運と生まれてこの方15年言われて続けたきたわけじゃい(生まれた瞬間から言われてたのか?
「・・・・はぁ、おぃ伊作大丈夫か?」
「うん・・・えへへごめんねー。今日はこけない自信があったんだけど・・・」
「どんな自信だ」
僕が散らばらしてしまったトイレットペーパーを僕を起こした後、文句をたれつつも拾ってくれた。
うん、いつもいつも留ってば本当に優しいなぁ。だから保父さんになってるんだねぇ(なってねぇ
いや、でも自信はあったんだよ。あと1年もしなければ僕もここを卒業するんだし、きっとこの不運体質からも抜け出せると思うんだよね。
「んで、いったい何の用があって走ってきたんだ?」
「あ、そうそう。乱太郎ときり丸がお昼休みに学園長先生にお使いを頼まれてからまだ帰ってきてないんだ。もぅすぐ夕ご飯の時間なのに。だから、何かあったんじゃないかと思って・・・。一緒に探しに行ってくれない?」
「・・・・・・はぁ、まいいけどよ。あいつらだって、一年だろーと忍者の卵なんだからそんなに心配することはないと思うけどな。」
「んー・・・だけど・・」
「・・・・わかったよ。今準備してくるからちょっと待ってろ。」
「っありがと留三郎!!」
なんだかんだ言って留三郎も心配なんだろうな。人一倍心配性だもん。
「相変わらずは組のチビ共は仲がいいなー。あ、もぅチビじゃないか」
はーぃ!ここまで読んでくれた方がいらっしゃいましたらありがとうございます!!
続きも頑張りますよ!一応(え
一話はシンプルでしたがギャグにしていくつもりなんで!ギャグか甘いのしか無理なんです!!
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